昨年も多くの海外旅行を楽しみまた。カタールのドーハやエミレーツのドバイは今や巨大なハブ空港となり、世界中の国々へも飛ぶことのできる便利なゲートウェイとなりました。24時間大混雑でまるで昔の上野駅のようです。肌の色も髪の毛の色も様々、東北弁のようなそれぞれのお国訛りで叫んでいます。
そのような騒然としたハブ空港で乗り継ぎの一時を楽しむことが大好きです。彼らは出稼ぎから帰るインド人ではないか。明るく笑いながお喋りをするフィリッピンの女性達はルソン島とミンダナオ島から来ました。これからペトラ遺跡にあるホテルで働くそうです。一生懸命に働いて母国の家族に送金するのでしょう。流ちょうな英語を喋るフィリッピン女性は世界中の働きものです。

ヨルダン ペトラ遺跡
シャロームとサッラーム
イスラエルの若者は頭にキッパと呼ぶ小さな帽子を付けていました。「シャローム」と呼びかけると嬉しそうに微笑んでくれました。私が3回もイスラエルに行きましたというと、なぜそんなにと驚きました。
北はヘロモン山、ガリラヤ湖、アレンビー橋、死海とマサダの砦跡、エルサレム、紅海のヘイラートそしてモーゼが「十戒を与えられた」シナイ山までにも行きました。彼は非常に驚いて私に対して、貴方はユダヤ人ですかと質問してきます。今度は冗談に「サッラーム」とアラビア語で答えて、イスラム教の祈りを真似て次のように答えました。二人で大笑いしました。
神は偉大なり(アッラーフ・アクバル)
唯一の神の他に神なし
ムハンマドは神の使徒なり

エルサレム 岩のドーム ムハンマド昇天のモスク
ユダヤ人もアラブ人も同じセム人種でイブラヒムの子供でしたから言葉もよく似ています。
ユダヤ人はシオニストだけてはありません。昔からアラブ人と共存して仲良く暮らしていたのです。パレスチナに平和を。
(続く)
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